Blutooth イヤホン コーデック  

bluetooth コーデックとは ワイヤレスイヤホン用 ビデオ用 説明

イヤホンの説明や、ビデオ機器の説明を見ていると、コーデックという言葉が結構使われています。ちょっと調べると
データの圧縮と戻すための機能のような感じですが、そもそもどのような目的でどのように使われているものかよくわからないので、ちょっと調べた結果を説明します。ワイヤレスイヤホンはほとんどがBluetooth での接続なので、BlueTooth 音声でよく使われるコーデックといった方がいいかもですね、動画になるとまた異なるコーデックがあります。音声中心でBluetooth で使われるコーデックを説明しましょう。

コーデックは「コーダー(Coder)」と「デコーダー(Decoder)」の合成語で、デジタル通信やメディア再生で非常に重要な役割を担っています。その主な目的は、音声やビデオなどのメディアデータを効率良く圧縮(エンコード)し、その圧縮されたデータを元の形式に戻す(デコード)ことです。

コーデックの目的と役割

データ圧縮: デジタル音声やビデオは非圧縮状態で非常に大きなデータ量になるため、ストレージや帯域幅の節約のために圧縮が必要です。コーデックはこのデータをより扱いやすいサイズに圧縮します。

品質の保持: 圧縮プロセス中に可能な限りオリジナルの品質を保持することもコーデックの重要な役割です。完璧な再現を目指すロスレス圧縮と、ある程度のデータロスを許容するロスィ圧縮があります。

互換性の提供: 異なるデバイスやプラットフォーム間でメディアファイルを共有・再生できるようにするため、コーデックは広くサポートされるフォーマットでエンコードする必要があります。

リアルタイム通信: 音声通話やビデオ会議などのリアルタイム通信では、低遅延でデータを送受信するために特化したコーデックが使われます。

一般的なコーデックの例

音声コーデック

MP3, AAC, Opus, Vorbisなどがあります。これらは音楽やオーディオブック、ポッドキャストなどで一般的に使用されます。

ビデオコーデック

H.264 (AVC), H.265 (HEVC), VP9, AV1などがあります。これらは映像の品質と圧縮率のバランスを取りながら、デジタルビデオを効率的にエンコード・デコードします。

リアルタイム通信用コーデック

G.711, G.729, G.722など、低遅延が求められる通信用途で使われます。

コーデックの選択は、使用するデータの種類、必要な圧縮率、品質要求、および目的のプラットフォームやデバイスの互換性に基づいて行われます。それぞれのコーデックは特定の利点と制限を持っており、適切なシナリオで選ばれることが重要です。

イヤホンのコーデック

少しイヤホンに使われている、コーデックを調べてみました。 どのコーデックがサポートされているかで、結構音質に影響が出るようですね。

イヤホンにおいて、音質が異なって聞こえるのは、コーデックの違いによるようです。

一般的なイヤホンのコーデック

まずは、イヤホンで使われているコーデックとは

1.AAC (Advanced Audio Coding)
iPhoneやその他のApple製品で主に使用されています。AACは、効率的な音声圧縮を実現し、高音質を保ちながらもファイルサイズを小さくできるため、ワイヤレスイヤフォンで広く採用されています

2.aptX
Qualcommによって開発されたコーデックで、特にAndroidデバイスでの使用に適しています。aptXは低遅延で高音質な音声伝送を実現し、CDに匹敵する音質をワイヤレスで楽しむことができます

3.aptX HD
aptXの高解像度バージョンで、より高い音質を実現します。24ビットのオーディオデータを伝送できるため、より豊かで詳細なサウンドを提供します

4.LDAC
Sonyが開発したコーデックで、最大990kbpsの高ビットレート伝送を可能とし、ハイレゾオーディオの伝送に対応しています。LDACは、ワイヤレスでも高解像度の音楽を楽しむことができるため、音質にこだわるユーザーに適しています

少し高級なワイヤレスイヤホンのコーデック

上記を見ながら、少し高級なワイヤレスイヤホンで使われているコーデックはというと

1.aptX Adaptive – このコーデックは、環境に応じてビットレートを動的に調整し、安定した接続と高音質を提供します。特にAndroidデバイスユーザーに適しています。

2.LDAC – Sonyが開発したこのコーデックは、最大990kbpsの高ビットレートでの音声伝送を可能とし、ハイレゾオーディオの再生に対応しています。ただし、iPhoneはLDACに対応していないため、主にAndroidデバイスでの利用が前提となります。

3.AAC – Apple製品で広く使用されているこのコーデックは、iOSデバイスとの互換性を考慮して選ばれることが多いです。AACは効率的な音声圧縮を提供し、広範囲のデバイスで良好な音質を実現します。

これに対して、廉価版のイヤホンでは、主にSBCコーデックが使用されます。SBCはBluetoothオーディオの標準コーデックであり、すべてのBluetoothオーディオデバイスでサポートされていますが、高価格帯のイヤホンに比べると音質は劣るため、コストを抑えるために採用されることが多いです。
ただ、SBCでも音はいいです、問題ないですとの評価をしている方もおられます。

アピス販売で扱っているイヤホンに関して

アピス販売 YAHOO店では主に レノボ thinkplus ワイヤレスイヤホンを扱っています。
アピス販売 イヤホン

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