せっかく高いお金を出して、音質の良いコーデックをサポートしているワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを購入したにも関わらず、スマホ・PC側でコーデックのサポートをしていなければ、宝のもちぐされになりますね。
まずは、SONYが開発した、優れものLDACについて、下記に記載していきたいと思います。
Bluetooth (ブルートゥース)コーデック LDACをサポートしているスマホ30選
Bluetooth 対応のイヤホンやヘッドホンを購入する時、「良い音で聞きたいから、SBCやAACでないコーデックを選択!」とLDAC対応イヤホンを購入。
すると、「私のスマホはLDACサポートしてなかった!!」なんてことがよく起きます。
Apple iPhone はLDACをサポートしてますか? という問いには
日本でシェアを持っているAPPLEのiPhone が実は、SBCとAACにしか対応してないのですね。
LDAC対応のヘッドホンを購入して、あなたののiPhone で再生しても、LDAC使えないのですよ。
みなさん、よく考えてワイヤレスのイヤホン、ヘッドホンを選びましょう!
AAC以外のコーデックはAndroidスマホが一番マッチするようですね。
WINDOWSはどうかというと、標準ではLDACつなげないけど、別のドライバーいれると聞けそうですね。
LDACに対応しているスマートフォンは、多くのメーカーの製品でサポートされています。以下にいくつかの機種を挙げます。
LDACに対応しているスマートフォンは、多くのメーカーの製品でサポートされています。
その前に少しだけ、**「LDACとは何か」**を確認しておきましょう。
🔊 LDACとは?Bluetoothでハイレゾ級の高音質を実現するコーデック
LDAC(エルダック)とは、ソニーが開発したBluetoothオーディオ用の音声圧縮技術(コーデック)のひとつです。
通常のSBCやAACよりも多くの情報量を転送できるため、「ハイレゾ相当」の音質をワイヤレスで楽しめる点が特徴です。
LDACの転送モード(最大3段階)
- 330kbps(通信安定優先)
- 660kbps(バランス型)
- 990kbps(高音質優先・最大)
ただし、送信側(スマホなど)と受信側(イヤホンなど)の両方が対応している必要があります。

それでは、実際にLDACをサポートしているおすすめのスマートフォンを見ていきましょう!
LDAC対応 Xperia 最新機種(2025年春時点)
機種名 | 発売時期 | 特徴・補足 |
---|---|---|
Xperia 1 VI | 2024年5月 | フラッグシップ、最新モデル |
Xperia 1 V | 2023年6月 | 高性能カメラ |
Xperia 5 V | 2023年9月 | コンパクト、カメラ性能 |
Xperia 10 VI | 2024年6月 | 軽量、バッテリー長持ち |
Xperia 10 V | 2023年6月 | ミドルレンジ、軽量 |
Xperia 5 IV | 2022年9月 | 小型高性能モデル |
Xperia 10 IV | 2022年6月 | ミドルレンジ |
Xperia Pro-I | 2021年12月 | カメラ特化モデル |
Xperia 1 IV | 2022年6月 | フラッグシップ |
Xperia Ace III | 2022年6月 | エントリー、コンパクト |
LDAC対応 Xiaomiシリーズ最新機種(2025年春時点)
機種名 | 発売時期 | 主な特徴・補足 |
---|---|---|
Xiaomi 15 Ultra | 2025年4月 | ライカ監修クアッドカメラ、フラッグシップ、LDAC対応 |
Xiaomi 14T Pro | 2024年10月 | 120W急速充電、大容量バッテリー、LDAC対応 |
Xiaomi 14T | 2024年10月 | ミドルハイレンジ、LDAC対応 |
Xiaomi 13T Pro | 2023年月 | Xiaomiのハイエンドスマートフォン、LDAC対応 |
Redmi Note 13 Pro 5G | 2024年5月 | ミドルレンジの5G対応 |
Xiaomi 12S Ultra | 2022年7月 | Leicaカメラ搭載、LDAC対応 |
Xiaomi 12 Pro | 2022年3月 | フラッグシップ、LDAC対応 |
Xiaomi 12 | 2022年3月 | ハイエンド、LDAC対応 |
Redmi Note 12 Pro 5G | 2023年6月 | ミドルレンジ、高画質カメラ、大容量バッテリー、LDAC対応 |
POCO X7 Pro | 2023年発売 | ミドルレンジ、コスパ良好、LDAC対応 |
LDAC対応 Google Pixelシリーズ最新機種(2025年春時点)
機種名 | 発売時期 | 主な特徴・補足 |
---|---|---|
Pixel 9 Pro XL | 2024年9月 | 大画面・進化したAI機能、LDAC対応 |
Pixel 9 Pro | 2024年9月 | ハイエンド、LDAC対応 |
Pixel 9 | 2024年9月 | ハイエンド、カメラ性能向上、LDAC対応 |
Pixel 9a | 2025年4月 | コスパ重視、LDAC対応 |
Pixel 8 Pro | 2023年10月 | フラッグシップ、AI機能、LDAC対応 |
Pixel 8 | 2023年10月 | バランス型、LDAC対応 |
Pixel 8a | 2024年5月 | ミドルレンジ、LDAC対応 |
Pixel 7 Pro | 2022年10月 | ハイエンド、LDAC対応 |
Pixel 7 | 2022年10月 | バランス型、LDAC対応 |
Pixel 7a | 2023年5月 | コスパ重視、LDAC対応 |
LDAC対応 Samsung Galaxyシリーズ最新機種(2025年春時点)
機種名 | 発売時期 | 主な特徴・補足 |
---|---|---|
Galaxy S25 Ultra | 2025年2月 | フラッグシップ、6.9型大画面・Snapdragon 8 Elite搭載、LDAC対応 |
Galaxy S25 | 2025年2月 | ハイエンド、AIエージェント初搭載、LDAC対応 |
Galaxy S24 Ultra | 2024年1月 | フラッグシップ、Sペン対応、LDAC対応 |
Galaxy S24 | 2024年1月 | ハイエンド、LDAC対応2 |
Galaxy S23 Ultra | 2023年2月 | フラッグシップ、Sペン対応、LDAC対応 |
Galaxy S23 | 2023年2月 | ハイエンド、LDAC対応 |
Galaxy S22 Ultra | 2022年2月 | フラッグシップ、LDAC対応 |
Galaxy S22 | 2022年2月 | ハイエンド、LDAC対応 |
Galaxy Z Fold5 | 2023年8月 | 折りたたみ大画面、LDAC対応 |
Galaxy Z Flip5 | 2023年8月 | 折りたたみコンパクト、LDAC対応 |
LDAC対応 OnePlusシリーズ最新機種(2025年春時点)
機種名 | 発売時期 | 主な特徴・補足 |
---|---|---|
OnePlus 13T | 2025年4月 | コンパクトハイエンド、120Hz LTPO AMOLED、LDAC対応 |
OnePlus 13 | 2025年3月 | フラッグシップ、最新SoC、LDAC対応 |
OnePlus 13R | 2025年2月 | ハイコスパモデル、LDAC対応 |
OnePlus 13s(予定) | 2025年Q2後半 | 13Rと13の中間モデル、LDAC対応見込み |
OnePlus 12 | 2023年12月 | フラッグシップ、LDAC対応 |
OnePlus 11 | 2023年2月 | ハイエンド、LDAC対応 |
OnePlus 10 Pro | 2022年1月 | フラッグシップ、LDAC対応 |
OnePlus 10T | 2022年8月 | 高速充電、LDAC対応 |
OnePlus 9 Pro | 2021年3月 | フラッグシップ、LDAC対応 |
OnePlus Ace 3V | 2024年3月 | ミドルレンジ、Bluetooth 5.4/LDAC対応 |
LDAC対応 OPPOシリーズ最新機種(2025年春時点)
機種名 | 発売時期 | 主な特徴・補足 |
---|---|---|
OPPO Find X8 | 2025年3月 | フラッグシップ、Bluetooth 5.4、LDAC/LHDC対応 |
OPPO Reno11 A | 2024年6月 | ミドルレンジ、デザイン性・コスパ良好、LDAC対応 |
OPPO Find X6 Pro | 2023年4月 | フラッグシップ、カメラ性能重視、LDAC対応 |
OPPO Find X5 Pro | 2022年3月 | ハイエンド、LDAC対応 |
OPPO Find X5 | 2022年3月 | ハイエンド、LDAC対応 |
OPPO Reno9 A | 2023年6月 | ミドルレンジ、コスパ重視、LDAC対応1 |
OPPO Reno10 Pro | 2023年7月 | ミドル~ハイレンジ、LDAC対応 |
OPPO Reno10 | 2023年7月 | ミドルレンジ、LDAC対応 |
OPPO Reno8 Pro | 2022年7月 | ミドルレンジ、LDAC対応 |
OPPO Reno8 | 2022年7月 | ミドルレンジ、LDAC対応 |
✅ 2025年5月現在|LDAC対応スマホで高音質Bluetooth体験を
2025年5月現在、市場に出回っている多くのAndroidスマートフォンがLDACコーデックをサポートしており、Bluetoothでもハイレゾ相当の高音質を楽しめる環境が整ってきました。
中でも、LDACを開発したソニー製のXperiaシリーズは、ハード・ソフト両面での最適化が進んでおり、LDACの性能を最大限に引き出せるスマホとして非常におすすめです。
💡 補足:Bluetoothバージョンにも注目を
2025年現在、Bluetooth 5.3や5.4に対応したスマートフォン・イヤホンが登場しています。LDACの高音質を安定して楽しむには、スマホ側もBluetooth 5.2以降に対応しているのが理想です。スマホとイヤホンの両方が新しいバージョンに対応していることで、音途切れや接続不良も防ぎやすくなります。
🍏 iPhoneユーザーへの注意点:AAC特化のチューニング
一方で、日本国内で圧倒的なシェアを誇るiPhoneシリーズ(iPhone 15/15 Pro など)は、現在もSBCとAACの2種類のBluetoothコーデックしかサポートしていません。
Appleは自社製品において、AACコーデックに高度な最適化(チューニング)を施しており、特にAirPodsシリーズやApple Musicとの組み合わせでバランスの取れた音質体験を提供しています。
iPhoneは「LDAC非対応」ですが、AACに関しては、iPod時代からの音質設計思想を継承しており、「Apple流の最高音質」を実現しているとも言えます。
🎧 XperiaユーザーにとってのLDACの魅力
ソニーのXperiaシリーズ(Xperia 1 VIなど)をお持ちの方は、LDAC対応イヤホン・ヘッドホンを使用することで、最大990kbpsの高音質ストリーミングを体感できます。
Bluetoothでここまでの音質を追求できるのは、ソニーならではの強み。
とくにハイレゾ音源や、ロスレスに近い音質を楽しみたい方には、LDAC+Xperiaの組み合わせが最も相性が良い選択肢となります。
過去の機種アーカイブ
Sony Xperiaシリーズ
- Xperia 1 V
- Xperia 5 V
- Xperia 10 V
- Xperia 1 IV
- Xperia 5 IV
- Xperia 10 IV
- Xperia Pro-I
ほとんどのSony Xperiaシリーズは、LDACに対応しています。
LDACなら XPERIAかしらね。
Google Pixelシリーズ
- Google Pixel 8
- Google Pixel 7 / 7 Pro
- Google Pixel 6 / 6 Pro / 6a
Samsung Galaxyシリーズ
- Galaxy S23シリーズ
- Galaxy S22シリーズ
- Galaxy Note 20シリーズ
- Galaxy Z Foldシリーズ
- Galaxy Z Flipシリーズ
OnePlusシリーズ
- OnePlus 11
- OnePlus 10シリーズ
- OnePlus 9シリーズ
Xiaomiシリーズ
- Xiaomi 13シリーズ
Bluetooth 5.4AAC/LDAC/LHDC/ASHAに対応 - Xiaomi 12シリーズ
Bluetooth 5.2AAC/LDAC/LHDC をサポート - Xiaomi 11シリーズ
Oppoシリーズ
- Oppo Find X6 Pro
- Oppo Find X5シリーズ
- Oppo Renoシリーズ
2024年8月現在
これらのスマートフォンは、LDACをサポートしており、高音質なBluetoothオーディオ体験が可能です。特にSonyのXperiaシリーズは、LDACの開発元であるソニーが提供しているため、完全な互換性が期待できます。
スマホで日本で圧倒的なシェアを誇るアイホンですが、これはコーデックのサポートはSBC、AACの2つだけです。
特にアイホンはAACにものすごくチューニングされているということで、アイホンが提供する、ipod はAACで最高の
音質を提供するようなイメージですね。
SONYはLDACの開発元ですから、しっかりとチューニングされていると思います。SONY イクスペリアを持っているかたは、ぜひLDACで音楽等を楽しんでください。
2025年版 LDACをサポートしているスマホ一覧

PC WindowsでLDACを楽しむこともできそうなので、これも後で追記しておきます。
PC Windows11 でコーデック LDACをサポートしているか
結論から行くと、Windows11はbluetooth のコーデックでサポートしているのは、SBC AAC が標準ですね
aptx も大丈夫だったような気がしますが、Ldac はサポートしていません。
ただし、方法が全くないかといえばそうでもなくて、商用のドライバーを購入してインストールすれば大丈夫のようです。
下記ページで説明してあるので、見てください。
コーデック LDAC VS aptX 比較

まだまだ、多くのコーデックが存在するので、少しずつ調査しながら、記事を充実させていきます。
本ページには、プロモーションが含まれています。
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