xiaomi Redmi buds 3 liteワイヤレスイヤホン 中国版 と グローバル版の違い 買ってもいいのか中国版?
ALIEXPRESSやTEMUにて販売されている xiaomi redmi ブランドのワイヤレスイヤホンの箱が同じ商品なのに、若干表記が違うものがありました。Redmin buds 3 lite という名前で販売されているので、どちらも redmi buds 3 lite という商品で間違いないのだと思いますが…以下詳しく解説します。
redmi buds 3 青春版 !これ Buds 3 Lite なのか?
箱の商品名は「 redmi buds 3 lite 」のように、liteが英語のバージョンと、もう一つは「 redmi buds 3 青春版 」となっているものがありますが、結論から言うと「Redmi Buds 3 Lite」と「Redmi Buds 3 青春版」は、どちらもほぼ同じ製品です。(この記事で、実際の比較も書いています。)
異なる市場向けのため、名前を変えているようです。ただ、英語の「Lite」と中国語の「青春版(Qīngchūn bǎn)」は類似した意味を持っていますが、文化的なニュアンスは少し異なるようです。
中国の青春版とは
中国語の「青春版(Qīngchūn bǎn)」は、直訳すると「Youth Edition」を意味します。この言葉は、特に若者向けにデザインされた製品や、価格が手頃で基本的な機能を備えたエントリーレベルのバージョンに使用されることが多いです。
イヤホンやスマートフォンなどの電子機器において「青春版」という表記がある場合、その製品はスタンダード版よりも価格を抑えた、シンプルで軽量なデザインや、若者向けのカラフルな外観を持つ可能性があります。
XiaomiやHUAWEIのスマートフォンにも「青春版」が存在しており、機能が充実しているが、より手軽に購入できるモデルとして人気があります 。
英語のLiteとは
英語の「Lite」は、軽量版や機能を抑えた簡易版を意味し、通常は価格を抑えたエントリーレベルモデルを指します。この名前はシンプルで実用的な製品を示唆しています。
このように、「Lite」と「青春版」は、機能がフルスペックではなく手軽に使用できるモデルとして共通のコンセプトを持っていますが、ターゲット市場に合わせた名前の違いが存在しているのです。
「 redmi buds 3 青春版 」と「 Buds 3 Lite 」実際の比較
上記を解釈すると、つまり redmi buds 3 lite はグローバル対応、redmi buds 3 青春版 は中国国内向けのように見えますね。
でもそれをAliexpress やtemu で販売しているということは、同じ製品で、製品仕様も同じということか?ちょっと疑問に思ったので、というか青春版は安いのでお買い得かなと思って2つ買ったよ!
私の手元には、redmi buds 3 lite と redmi buds 3 青春版 があります。2つが同じ商品かを確かめていきます。
Redmi buds 3 lite は結構良い商品で、音質も良くて使いやすい!
青春版の方が安いので、性能が同じならば 絶対のお買い得かと思います。
青春版 外箱 (パッケージ) の確認
まずは、ALIEXPRESSで青春版を購入。いつものごとくビニールの袋に商品を入れただけで、プチプチで包んでいることもなく、本当にそのまま送ってきます。従い、いつも下の写真のように外箱がつぶれた状態で届きます。これは文化の違いなんでしょうね?中國だけでなく、どこも簡易包装なのですかね!
日本だと外箱が壊れていたら、ちょっと怒ってしまうよね。
商品が壊れているわけでないですが、まずは外箱を比較してみます。
光の加減で、青、黄色の色がついているように見えますが、色はついてません。
中国からの青春版は、ご覧のように外箱がへこんでいます。
青春版の外箱の裏面はこんな感じ。
ほとんど全部中国語の表記ですね。どこを見てもRedmi Buds 3 Lite であることがわからないので、ちょっと不安になりますね。
中国版とグローバル版の見分け方
Xiaomiと同じタイプのグローバル企業である、レノボのサイトでは以下のような記述がありました。
中国版とグローバル版の違い
外箱…ほとんどが中国語で書かれている商品は中國国内向け、英語表記と中国語表記がしてあるものは、グローバル対応、とのこと。
内容物(説明書)…中国語のみで記載されている商品は中国国内向け、中国語と英語での表記がしてあるものは、グローバル対応、とのこと。
説明書は、購入して開梱しないと分からないので、まずは外箱を比較して見ることですね。
ざっと見て青春版の外箱は、写真の通り、ほとんどが中国語表記なので、これは中国版で間違いないでしょう。そして説明書を見てみると、中国語オンリー。英語の表記なしでした。なので中国国内版で決定だね!
Lite の表記があるものは、英語の記載と中国語の記載があるので、これはグローバル版ではないかと思われます。それでは開梱して中身を見てみましょうか。
青春版 内容物の確認
青春版の箱から内容物を出していきます。
- 本体のケースと、中にイヤホンがセットされています。
- マニュアル…1冊
- イヤホンピース…1つの袋に4つあることから、おそらくLサイズが2つ・Sサイズが2つ入っていると思う。
- USB TYPE Cケーブル…充電器側はTYPEーAで、本体に繋げる方がTYPE-Cです。
充電ケーブルは、長さが10cmもないので、基本役立たずで不要だと思うがどうでしょうね。
取扱い説明書(マニュアル)は、中国語のみの表記でした。中国国内版ですよね。
Lite 外箱 (パッケージ) の確認
次はLite版。これはグローバル対応でしょうね。まずは外箱を見てみましょう。
これはもう見るからに、グローバル対応版ですね、日本の技適マークもついているし、その他の国のレギュレーションもついてます。
おもしろいのは日本のごみの区分けである、紙ごみ、プラごみのマークまであります。
さすがにXiaomi、大手の商品ですね。
Lite版 内容物の確認
それでは箱の中身を見てみましょう。青春版と何が違うのか?
- 本体のケースデザインは、青春版と同じですね。(記載言語のみ異なる)
- マニュアルは、青春版と違ってちょっと分厚い冊子となってます。
- ワランティのシート。これも青春版にはありませんでした。
- イヤホンピースが袋に3つに分かれて、2つずつピースが入ってます。おそらく L,M,S それぞれ2つ
- Liteには、充電ケーブルはありませんでした。
マニュアルは、多言語対応で多くの国の言語で説明がされており、ちょっとした冊子になっています。
保証のシートとイヤーパッドと3つの袋に分かれているところが、青春版と違います。
充電ケーブルはあまりにも短いと実用性に欠けて使えないので、青春版に入っている充電ケーブルは無くても問題ないと思います。家に一つも TYPEーA ↔ TYPE-Cのケーブルがなくて、買うのが面倒!という方にはありかなと。最近はケーブルなしのイヤホンも多くなってきている感じですね。
問題は、ワイヤレスイヤホンの本体について。ケースとイヤホンどちらも比較したところ、外観からは全く同じです。よかった!!商品は同じなので中国国内向け(青春版)であっても、何も問題ないよね!!!と私は思ってました。
従い、視聴する意味もなく、中国国内版でも買って安心!とレポートしようとしましたが…やはり、ちょっとだけ視聴してみようかなと両者を視聴しました。
そうするとなんとなんと、全く音質がちがいますよ! とっても驚きでした。外観全く同じで、そうであれば中のチップも同じで、性能の違いはないだろうと信じていたのですが。。。
まず、中国国内版。低音が出ないし、高音もあまり伸びがない!グローバルは低音もよく出ているし(同じ価格帯での比較ですよ!)、音質も良くて非常におすすめです。
ただこの製品の品質?の差が、製造のロットによるばらつきなのか?よく分からないが、少なくとも購入した商品を比較した場合に差があったということです。
なぜに、中国国内版とグローバル版で違いが出るかというと、これは筆者の想像ですが、グローバル対応で販売する国それぞれにレギュレーションがあり、それをクリアしないと販売できないので、仕様上の調整が入る。その過程でチューニングがなされているのかもしれないですね。
ものすごく大きな差というわけでもないので、全く同じ商品でロットの差かも!何度も何度も比較して、ほんの少し低音が lite の方が出ているような感じです。
ただこれも、比較して注意深く視聴して分かることで、この青春版を購入して使用始めたら、特に大きな不満は出ないような気がします。
中域は青春版のほうが少し前に押し出されてくるような感じもあります。
そして、青春版は単価が少しお安いので、比較するならば同じように価格が安い商品との比較もいいかなと思い…!
安くてコスパが良いワイヤレスイヤホンといえば、ダイソーの完全ワイヤレスイヤホンでしょう!
これ1000円ですから。最近購入して、ダイソーのワイヤレスイヤホンであればこれ!ということで、TWS-G273-3 と比較をしてみます。
ダイソー ワイヤレスイヤホン G273-3 と Redmi Buds 3 liteを比較
最近購入したダイソーのTWS-G273-3というワイヤレスイヤホンを比較対象として選びましたが、今までのダイソー製品の中ではこれが一番良いと感じています。redmi buds 3 は、lite よりも青春版 の方が安いので、青春版とG273とを比べてみます。
G273と比較すると、低音はあまり大きな差はないように感じましたが、中音域に関しては、G273の方が少し前に出てくる印象があり、しっかりとした音が聞こえるため、G273好印象です。
また、ワイヤレスなので、スマホを1階に置いて2階に移動しても問題なく音が聞こえます。さすがに2階の端の方に移動すると少し音が途切れることがありますが、通常の使用範囲である約10m以内では全く問題ありません。
これは両機種とも同様でした。
初期のダイソー製イヤホンでは音が途切れることがよくありましたが、このモデルではそういった現象は見られません。音質についても特に大きな不満はなく、価格に見合った性能だと思います。Redmi はそういった音が途切れるといった報告はありません。
充電ケースは、ダイソーG273はちょっと高さも、大きさもRedmi より一回り大きく、ポケットに入れると、少し存在感があります。Redmi は丸く角が落としてあり、ポケットに入れても存在感なくケース形状はRedmiに軍配かなといったところですね。
中国国内向けの商品はグローバル版と比べて仕様が劣ることがよく言われますが、redmi buds 3 に関しては仕様に大きな違いは感じません。音質が多少異なると言われることもありますが、違いはないように思います。
Lite版や青春版をBluetoothでペアリングした際、どちらも「Redmi Buds 3 Lite」と表示されているので、同じ商品であるのかと思いますね。。 下の画像は、スマホのスクリーンショットで、どちらも Redmi Buds 3 lite になっていることが分かると思います。
Bluetooth iPhone にペアリングしました、上が青春版 下がLite どっちもLiteなので、ペアリングで区別できないですね。 同じ商品なのでしょうね。