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XperiaでLDACを有効化する方法【990kbpsの注意点/開発者オプション】

2025 9/20
その他の関連記事 高音質・コーデック・bluetooth 音質向上Tips(設定・周辺機器)
2025年9月20日
耳スタ イヤホンサイト
目次

XperiaでLDACを有効化する方法【990kbpsの注意点/開発者オプション】

XperiaはLDACに対応しているのに「LDACにならない」「990kbpsが出ない」「音が途切れる」という相談は意外と多いです。本記事では3手順だけでLDACを有効化し、音質優先に切り替える方法を初心者向けにやさしく解説。アプリ側の高音質設定、いまLDACで繋がっているかの確認法、990kbpsにならない理由と対処、5分で直すチェックリスト、FAQまで一気にカバーします。この手順どおりに進めれば、数値に振り回されず安定した高音質を最短で体感できます。



“やってもムダ”を避けるために、Xperia本体/イヤホン/音楽アプリの3点だけ先に確認します。ここでOKなら、次のStep(ペアリング)へ。


Xperia本体の対応(機種名・Androidバージョンの確認)

  1. 設定 を開く
  2. デバイス情報(または 端末情報)をタップ
  3. 画面に出る モデル名 と Android バージョン を見る
  • 目安:Android 8.0以上ならOSとしてLDACはサポート。Xperiaは多くの機種で対応しています(例外あり)。
  • Android 7以下なら、LDACは基本対象外 → まずOSアップデートを確認。
  • 後の手順で「開発者向けオプション」にLDACが表示されれば確定です(表示が無い=非対応/制限の可能性)。

チェック

  • Android 8.0以上
  • 後続の設定に進む

イヤホン側がLDAC対応かを確認

  1. イヤホンの箱や説明書、商品ページで “LDAC”ロゴ または “LDAC対応” の表記を確認。
    • 「Hi-Res Wireless」ロゴだけだとLDAC確定ではありません。LDACの明記をチェック。
  2. 型番が分かる場合は「型番 + LDAC」で検索して仕様を確認(公式ページ推奨)。
  3. 不明でもOK。ペアリング後に開発者向けオプションで実際のコーデックを確認します。

チェック

  • イヤホンにLDAC対応の記載がある(または後で要確認)

音楽アプリの高音質設定の有無(後でONにする)

LDACを有効にしても、アプリ側が低音質設定だと差が出ません。使うアプリの“高音質モード”があるかだけ先に把握。

  • Spotify … 設定 → 音質 → 高音質/最高音質
  • Amazon Music … 設定 → ストリーミング音質 → HD/Ultra HD
  • Apple Music(Android版あり)… 設定 → オーディオの品質 → ロスレス
  • YouTube Music … 設定 → 音質 → 高音質

※いまは“あるか確認”だけでOK。実際にONにするのは接続後に行います。

チェック

  • 使うアプリの高音質設定が把握できた

目的(再確認)

  • 非対応ケースを先に排除して、無駄な設定時間をなくすため。
  • 上の3チェックがOKなら、Step1:ペアリングへ進んでください。

Step1 ペアリングと接続設定

Xperiaとイヤホンをまず正しくペアリングします。ここが崩れると後工程(LDAC設定)が反映されません。


ペアリングの基本手順

  1. イヤホンをペアリングモードにする
    • 多くは「電源ON長押し」や「ケースのボタン長押し」で点滅。方法は機種の取説どおり。
  2. Xperiaで〔設定〕→〔接続設定〕→〔Bluetooth〕を開く
  3. 〔新しいデバイスをペア設定〕(または“利用可能なデバイス”)に出たイヤホン名をタップ
  4. 表示されるダイアログで〔ペア設定〕→必要ならペアコードを承認
  5. “接続済み”になったらOK。音が出るか再生テストを一度行う

チェック

  • イヤホン名が一覧に出る
  • “接続済み・通話とメディアの音声”の表示

接続デバイスの詳細(歯車)を確認

  1. Bluetoothの一覧で接続中のイヤホン名の右の歯車(または「i」)をタップ
  2. 画面に 「HDオーディオ(LDAC)」 や 「音質優先/接続優先」 がある場合はここで操作
    • ある場合:HDオーディオ(LDAC)をON、優先度は音質優先に切替
    • 出ない場合:OS仕様です。**Step2(開発者向けオプション)**で設定します
  3. 通話・メディアのトグルはメディアをONに(通話は任意)

メモ

  • Xperia/Androidのバージョンにより、この画面にLDACトグルが無いことがあります。その場合でも後でLDACにできます。

音質優先の初期設定(あればON)

  • 表示例:
    • 「コーデック:自動 / SBC / AAC / aptX / LDAC」
    • 「音質優先(Quality preferred)/接続優先」
  • 出ていれば LDAC+音質優先 に。無ければ次章で設定します。

うまく出ない時の“その場で直す”ミニ対処

  • 機器名が出ない:BluetoothをOFF→ON、イヤホンを一度ケースに戻して再度長押し
  • 接続済みなのに音が出ない:一度削除(登録解除)→再ペアリング
    • 手順:歯車 →〔登録解除〕→ もう一度最初から
  • 別端末に繋がっている:イヤホンのマルチポイント/自動接続をOFF、他端末のBluetoothを一時OFF
  • 左右が片方だけ鳴る:イヤホンをリセット(取説の“初期化”手順)

ここまで完了したら、Step2:開発者向けオプションを有効化に進み、LDAC/音質優先を確実に指定します。

Step2 開発者向けオプションを有効化

LDACや「音質優先」を確実に指定するために、“開発者向けオプション”を出します。作業は1分。ここでは表示させるだけでOK(設定の変更は次のStep3)。


有効化のしかた

(設定 → デバイス情報 → ビルド番号を7回タップ → システム → 開発者向けオプション)

  1. 設定アプリを開く
  2. デバイス情報(端末情報 / 端末情報 → ビルド番号)を開く
  3. ビルド番号を連続で7回タップ
    • 画面下に「デベロッパーになりました」等の表示
    • 端末ロックを使っている場合はPIN/パターンの入力を求められます
  4. 設定のトップに戻り、システム → 開発者向けオプション を開く
    • ない場合は システム → 詳細設定 の中
  5. 画面上部のオン/オフトグルがあれば オン にする(表示のみでOK)

メモ:企業端末などポリシーで無効化されていると開けないことがあります。その場合は端末の管理者設定に依存します。


開発者向けオプション内で「Bluetooth/LDAC」を探す

(名称は端末・OSで違います。探せばOK、まだ触らない)

  • 画面上の検索(虫眼鏡)に Bluetooth または LDAC と入力
  • よく出る項目名の例(Xperia/Android 13–14の例。端末により表記ゆれあり)
    • Bluetooth オーディオコーデック(SBC / AAC / aptX / LDAC …)
    • Bluetooth オーディオサンプルレート
    • Bluetooth オーディオビット深度
    • LDACコーデック:音質の選択(音質優先 / 接続優先 など)
    • HD オーディオ(LDAC)
  • 見つけた場所を覚えておく(このあとStep3でここを操作します)

注意:ここには他にも開発者向けの設定(USBデバッグ など)が並びます。関係ない項目は触らないのが安心です。
迷ったら一旦戻る→次のStep3の指示どおりに操作してください。


ここまでで準備完了。続いて Step3:LDACと“音質優先”を設定 に進みます。

Step3 LDACと“音質優先”を設定

ここでは開発者向けオプションの中で、実際に LDAC を選び、音質優先に切り替えます。
※この操作は イヤホンをXperiaに接続した状態 でないと項目がグレーアウトして選べません。


Bluetoothオーディオコーデック=LDAC にする

  1. 設定 → システム → 開発者向けオプション を開く
  2. 画面上部の検索(虫眼鏡)で 「Bluetooth」 または 「LDAC」 と入力
  3. 〔Bluetooth オーディオコーデック〕 をタップ
  4. 候補から 〔LDAC〕 を選択

よくある表示パターン

  • 「Bluetooth オーディオコーデック」→ SBC / AAC / aptX / LDAC …
  • 端末やOSにより「HDオーディオ(LDAC)」というトグルがある場合もあります。あれば ON にします。
  • ここで LDACが選べない/表示されない ときは、
    • イヤホンがLDAC非対応
    • 未接続または別端末に接続中
    • 企業管理端末などで機能制限
      が原因のことが多いです。

音質優先(Quality preferred) を選ぶ

  1. 開発者向けオプション内の 〔LDACコーデック:音質の選択〕 を開く
    • 端末によっては 〔LDAC音質〕/〔接続品質の最適化〕 のような名前です。
  2. 選択肢から 〔音質優先 / Quality preferred〕 を選ぶ
    • ほかに「接続優先」「自動(Best Effort)」などがある場合、音質を優先にします。

補足(重要):
990kbpsは“固定”ではありません。
LDACは電波状況や電池残量に応じて自動でビットレートを下げる(例:660/330kbps)設計です。
数値より音切れしない安定
を優先するのが実用的です(990固定を狙って無理に近づける必要はありません)。


サンプルレート/ビット深度は 「自動」推奨

(無理固定は不安定の原因)

  • 〔Bluetooth オーディオサンプルレート〕:自動(既定)
  • 〔Bluetooth オーディオビット深度〕:自動(既定)
  • 理由
    • 手動で 96kHz/24bit などに固定すると、
      • 電波状況が悪い時の再送増加→音切れ
      • 端末・アプリとの互換性問題
        が起きやすくなります。
    • LDACは状況に応じて最適化する前提のコーデック。自動が最も安定します。

例外:自宅で端末とイヤホンを近距離に固定、干渉も少ない安定環境なら高サンプルレート指定が効く場合もあります。外出時は自動に戻すのがおすすめ。


ミニチェック(ここまでの確認)

  • 開発者向けオプションで コーデック=LDAC を選択
  • 音質優先 に切り替え
  • サンプルレート/ビット深度=自動 のまま

OKなら、次章 Step4:アプリ側の音質をON に進みます。

Step4 アプリ側の音質をON

LDACを有効にしても、音楽アプリが低音質のままだと差が出ません。
ここでは主要アプリのストリーミング品質/ダウンロード品質を“高”にそろえます。
※表記はアプリ版・OSで多少違います。近い名称を選んでください。


Spotify(設定 → 音質 → 高音質/最高音質)

  1. Spotify を開く → 右上の歯車(設定)
  2. 音質 をタップ
  3. それぞれを変更
    • ストリーミング:高音質 または 最高音質
    • ダウンロード:高音質 または 最高音質(オフライン再生用に推奨)
    • 自動 や データ節約 はOFF
  4. (任意)音量の正規化:OFFにするとダイナミクスが自然に(小音量で聴く人はONでも可)

チェック

  • ストリーミング=高/最高
  • 自動/節約=OFF

Apple Music / Amazon Music / YouTube Music の高音質設定

Apple Music(Android版)

  1. Apple Music → 設定
  2. オーディオの品質
    • モバイルデータ/Wi-Fi それぞれ 高音質(ロスレス) を選択
    • ダウンロード も ロスレス

補足:ロスレス/ハイレゾは有線+対応DACで真価を発揮。Bluetooth(LDAC)でも高音質ですが、ロスレスそのままではありません。

Amazon Music

  1. Amazon Music → 設定
  2. ストリーミング音質= HD/Ultra HD を許可(“自動”は避ける)
  3. ダウンロード音質= HD/Ultra HD
  4. 再生画面上部に “HD/Ultra HD” 表示が出るか確認(曲によってはSDのみ)

YouTube Music

  1. YouTube Music → 設定 → 音質
  2. モバイルネットワーク/Wi-Fi の再生音質= 高音質
  3. ダウンロード音質= 高音質
  4. データセーバー や 自動 はOFF

再生を「一時停止 → 再接続 → 再生」で反映

アプリ設定を変えた直後は、再生を一旦止めてから反映させると確実です。

  1. 再生を一時停止
  2. イヤホンを切断 → 再接続(BluetoothをOFF→ONでも可)
  3. 曲を再生 → 次章の「現在LDACでつながっているか確認」でコーデックがLDACになっているかチェック

ミニTips

  • モバイル回線で最高音質は通信量が増えます。心配なら Wi-Fi時のみ最高 に。
  • イコライザ/エフェクトは相性により音が歪む場合があります。まずはOFFで確認→好みに応じて調整。

ここまでできたら、「いまLDACでつながっているか確認」に進み、実際にLDAC/音質優先になっているかを見ます。

いまLDACでつながっているか確認する

※確認の前に、曲を再生中にしておくと表示が更新されやすいです(無音だとSBC表示のままの機種あり)。


方法①:開発者向けオプションの「現在のコーデック」を確認(最も確実)

  1. 設定 → システム → 開発者向けオプション を開く
  2. 画面上の検索に 「Bluetooth」 または 「LDAC」 と入力
  3. 「現在のBluetoothオーディオコーデック」(または「現在のコーデック」)を表示
  4. 表示が LDAC になっていれば接続OK
  • 表示例:Current Bluetooth Audio Codec: LDAC
  • SBC / AAC / aptX と出る場合 → まだLDACではありません(後述の“うまくLDACにならない時”へ)。

方法②:Bluetooth接続デバイスの詳細画面で確認(機種による)

  1. 設定 → 接続設定 → Bluetooth
  2. 接続中のイヤホン名の 歯車(詳細) をタップ
  3. 次のいずれかが表示されます
    • 「HDオーディオ(LDAC)」トグル → ON になっていればLDAC
    • 「コーデック:LDAC」 / 「音声コーデック:LDAC」 のような表示
    • 表示が無い機種もあります(その場合は方法①で確認)

方法③:対応アプリ/ヘッドホンアプリで確認(任意)

  • メーカー公式アプリ(例:Sony | Headphones Connect など)に
    「接続品質」「コーデック情報」 が出る機種があります。
  • ここに LDAC と出ればOK。
  • なお、音楽アプリの「HD/Ultra HD」表示は“音源の品質”であって、Bluetoothのコーデック表示ではありません。
    コーデックの確定は方法①/②で行ってください。

うまくLDACにならない時(5分チェック)

  • イヤホンがLDAC対応か再確認(箱・取説・公式ページ)
  • 開発者向けオプションでコーデック=LDAC、音質優先になっているか
  • いったん 登録解除 → 再ペアリング(他端末とのマルチポイント接続を切る)
  • 端末とイヤホンの距離を近づけ、2.4GHzの干渉源(Wi-Fi/電子レンジ等)を避ける
  • 端末/イヤホンのバッテリー50%以上に(残量が少ないと降速しやすい)
  • どうしても安定しない場面では一時的に接続優先へ(音切れ回避)
  • それでも不可:別のLDAC対応機器で検証し、機器側の問題切り分けをする

これで LDAC接続の確認は完了です。次は「990kbpsにならない理由と注意点」へ進み、数値にとらわれず**“安定>数値”**で使うコツを押さえましょう。

990kbpsにならない理由と注意点(超重要)

LDACは最大990kbpsですが、常にその数値が出るわけではありません。
実際には状況に応じて 990 ⇄ 660 ⇄ 330kbps のあいだで**自動的に切り替わる(降速する)**設計です。
ここでは「なぜ下がるか」「何を直せばよいか」「固定しないほうが良い理由」をまとめます。


自動降速の仕組み(距離・干渉・電池・再生環境でビットレートが落ちる)

LDACはリンクが不安定になる兆候を検知すると、音切れを防ぐためにビットレートを下げます。
次の要因があると990kbpsに張り付かず、660/330kbpsに落ちやすくなります。

  • 距離/遮蔽物
    • 端末とイヤホンが2m以上離れる、体やバッグで遮る、ポケットの反対側に入れる など。
  • 電波干渉(2.4GHz帯の混雑)
    • 人混み・駅・カフェ、**Wi-Fi(2.4GHz)**が密集、電子レンジ/無線機器の近く。
  • 電池残量
    • 端末またはイヤホンのバッテリーが少ない、あるいは端末の省電力モードがON。
  • マルチポイント/同時接続
    • 2台同時接続や、バックグラウンドでの頻繁な通知がリンクに負荷。
  • 再生環境の瞬間的な変化
    • 端末をポケットから出し入れ、移動開始/停止、周囲の人や物の配置変化など。

まず試すミニ対処(“990を出したい”場面)

  • 端末とイヤホンを1〜2m/見通しに置く
  • 可能ならWi-Fiを5GHzに切り替え
  • 端末/イヤホンの電池を50%以上に、省電力モードOFF
  • マルチポイントOFF(検証時だけ)
  • いったん接続解除→再ペアリング(キャッシュ刷新)

“接続優先”がONだと下がる(音質優先に戻す)

Xperia(Android)には「音質優先 / 接続優先 / 自動(Best effort)」のような切替があり、
接続優先だと安定性重視で990→660/330kbpsへ降速しやすくなります。

  • 確認ポイント
    • 設定 → システム → 開発者向けオプション → LDACの音質選択
    • または Bluetooth の 接続デバイス詳細 に同等の項目がある機種もあり
  • やること
    • 音質優先(Quality preferred) を選択
    • それでも音切れが出る場所(通勤・人混み)は、接続優先に一時的に戻すのが実用的

固定は推奨しない(音切れ・遅延の原因。安定>数値)

開発者向けオプションで**990kbpsに“固定”**する裏ワザ的な操作もありますが、おすすめしません。

  • 理由
    • 電波状況が悪い場面でも無理やり990を維持しようとして、ブツブツ音切れが増える
    • 再送が増えて遅延や音の乱れが発生しやすい
    • 場所を移動すると安定条件が変わるため、常時固定は現実的でない
  • 実用ベスト
    • 自宅/デスクなど安定環境:音質優先(自動で990に張り付きやすい)
    • 人混み/通勤など不安定環境:接続優先 または aptX/AACに一時変更
    • ゲーム/遅延重視:LDACよりaptX(Adaptive含む)/有線が現実解

補足:990と660の“聴感差”は環境・楽曲・機器で小さい場合も多いです。
数値を追いかけるより、「音切れせず安定して聴ける設定」を選ぶほうが満足度は高くなります。

うまくいかない時のチェックリスト(5分で直す)

LDACが有効にならない/音がブツブツする時は、上から順にサクッと試してください。各項目30~60秒で終わります。


① 端末とイヤホンの距離/遮蔽物をなくす

  • 端末とイヤホンを1m以内・見通しに置く(ポケットの反対側やカバンの奥はNG)。
  • 服・髪・金属類でアンテナが隠れないようにする。
    確認:再生しながら数歩近づく→途切れが減れば距離要因。

② 2.4GHz混雑を避ける(Wi-Fi/Bluetooth機器)

  • 自宅ならWi-Fiを5GHz帯へ切替(ルーターのSSIDが「…-5G」など)。
  • 電子レンジ/ワイヤレス機器の近くを避ける。
  • 人混みでは立ち止まって確認(混雑環境は自動で660/330kbpsに降速しやすい)。
    確認:別の場所に移動→改善すれば干渉要因。

③ 端末&イヤホンの電池を50%以上に

  • スマホ・イヤホン双方を50%以上に(省電力モードはOFF)。
  • 省電力・バッテリー最適化アプリは一時停止。
    確認:充電後に再生→安定すれば電源要因。

④ 再接続(削除→再ペアリング)

  1. 設定 → 接続設定 → Bluetooth → 接続中のイヤホンの歯車 → 登録解除(削除)
  2. イヤホンをリセット(取説の初期化手順)
  3. もう一度ペアリング → 開発者向けオプションで
    • Bluetoothオーディオコーデック=LDAC
    • 音質優先(Quality preferred) を再指定
      確認:再生しながら「現在のコーデック」がLDACになっているか見る。

補足:マルチポイントや他端末の自動接続が原因のことも。不要な端末のBluetoothを一時OFF。


⑤ アプリの音質設定/イコライザを一旦OFF

  • Spotify/YouTube Music/Amazon Music/Apple Music の音質設定を見直し(自動/節約はOFF、高音質/最高音質に)。
  • 端末やアプリのイコライザ/サラウンド効果を一時OFF(相性で歪み・遅延の原因に)。
    確認:アプリを一時停止→再接続→再生で反映。

⑥ それでも不可 → SBC/AAC/aptX に一時切替して検証

  • 開発者向けオプションで一時的に別コーデック(SBC/AAC/aptX)を選び、症状が出るか確認。
    • 改善する:その環境ではLDACが不安定。移動時は「接続優先」か他コーデック、宅内では「**音質優先(自動)」に戻す。
    • 改善しない:環境ではなく機器やアプリ起因の可能性 → イヤホンのファーム更新/別アプリ・別端末で切り分け。

さらに深掘り(最終手段)

  • 設定 → システム → 開発者向けオプションの
    **サンプルレート/ビット深度は「自動」**に戻す(固定は不安定の原因)。
  • 設定 → システム → リセットオプション → Wi-Fi・モバイル・Bluetoothをリセット(ネットワーク設定の初期化/最後の手)。
  • イヤホン側アプリ(例:Sony | Headphones Connect)で接続品質の既定値を確認・更新。

ポイント

  • 安定>数値。990kbpsに固執せず、環境に応じて「音質優先/接続優先」を切替えるのがベスト。
  • 確認は常に再生中に。最終的に「現在のコーデック=LDAC」になっていればOKです。

よくある質問(FAQ)

Q. Xperiaでも990kbps固定にできますか?

  • 原則:常時固定はできません。 LDACは環境に応じて 990/660/330kbps に自動で切り替わります。
  • 最大限990を狙うコツ
    1. 開発者向けオプションで コーデック=LDAC/音質優先 を選択
    2. 端末とイヤホンを 1〜2m・見通し に/5GHz Wi-Fi を使用
    3. 端末・イヤホンとも 電池50%以上/省電力OFF
  • 注意:無理な“固定”は音切れ・遅延の原因になりやすいので非推奨。安定>数値が実用ベストです。

Q. LDACで音が途切れる時は?(接続優先へ)

  • まずは 距離・遮蔽物・2.4GHz干渉 を除去(混雑環境は降速しやすい)。
  • 改善しなければ 「接続優先」 に一時切替。音切れが消えるか確認。
  • それでも不安定なら SBC/AAC/aptX に一時変更して切り分け(原因がLDAC特有かを判定)。

Q. YouTube/ゲームの遅延が気になる場合は?(aptX/有線)

  • 動画・ゲーム=レイテンシ重視。LDACは高音質だが遅延は大きめです。
  • 対応していれば aptX(特にAdaptive)、または有線接続が現実解。
  • ゲームモード付きTWSでも遅延ゼロにはなりません。対戦・音ゲーは有線を推奨。

Q. iPhoneユーザーはどうすれば?(AAC最適化)

  • iPhoneはBluetoothが AAC固定。LDACは使えません。
  • やること
    • イヤホンは AAC最適化が得意な機種 を選ぶ
    • 装着(フィット) を優先:イヤーピースを合わせ、密閉を確保
    • Apple Music は「ロスレス」設定(※ロスレスの真価は有線+DACで)
    • もっと音質を上げたいなら USB-C DAC+有線イヤホン も選択肢

Q. どのイヤホンが相性良い?(LDAC対応TWS 2本の例)

  • 音質重視:Sony WF-1000XM5 … LDAC対応/ANC強力/総合力が高い
  • 安定重視:Technics EAH-AZ60M2(またはAZ80)… LDAC対応/接続安定に定評
    ※モデルは例です。購入前に最新のLDAC対応可否を必ず確認してください。用途と装着感で最終判断を。

次に読む(内部リンク・回遊)

LDAC対応スマホ 完全一覧(既存No.6)

「いま買うならどの機種がLDAC対応?」をメーカー別・機種別に一望できます。
👉 https://earbuds.aspsv.com/top-20-smartphones-supporting-ldac-bluetooth-codec/

LDAC vs aptX 比較(既存No.4)

**音質重視(LDAC)と遅延・安定重視(aptX)**の違いを、用途別にサクッと判断。
👉 https://earbuds.aspsv.com/ldac-vs-aptx-comparewith/

LDACにならない時の共通チェックリスト(本シリーズ #4)

「LDACに切り替わらない/勝手に落ちる」を5分で直すための手順を一本化。
(公開後にリンク差し替え)👉 /android-ldac-not-working-checklist/

まとめ(要点の復習)

  • やることは3手順だけ
    1. ペアリング(接続デバイスの詳細でメディアON)
    2. 開発者向けオプションを有効化(ビルド番号を7回タップ)
    3. コーデック=LDAC/音質優先 に設定(サンプルレート/ビット深度は「自動」)
  • まずは“音質優先”で安定運用
    人混みや電波が混雑する場面では自動で 660/330kbps に落ちるのが正常です。音切れが出たら一時的に接続優先へ。
  • 「990kbps固定」は狙わない
    990は出ればラッキー。距離・干渉・電池・環境で変動します。
    固定を無理に狙うより、安定>数値を徹底しましょう。
  • 確認は再生中に
    「現在のBluetoothオーディオコーデック」が LDAC になっていればOK。表示がSBC/AAC/aptXなら本編の“チェックリスト”を再実施。

次の一歩:
・端末別の詳細手順(Xperia/Pixel/Galaxy)で再現性UP
・“途切れる/990にならない”ときは5分チェックで原因切り分け
・用途別に**TWS(音質重視/安定重視)**を1本選んで、日常環境で微調整(イコライザは後回し)

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